エメラルドグリーンの火口湖「お釜」で知られる蔵王は、東北屈指の山岳ドライブスポットです。愛犬と一緒にあの絶景を見に行きたいけれど、道中の休憩場所や犬連れで立ち寄れるスポットが分からず不安、という飼い主さんも多いのではないでしょうか。この記事では、蔵王のお釜を目指す犬連れドライブの注意点と、宮城側・山形側それぞれの立ち寄りスポットをまとめました。
蔵王のお釜と犬連れドライブの基本
お釜は蔵王連峰の刈田岳・熊野岳・五色岳に囲まれた火口湖で、湖面の色が天候によって変化することから「五色沼」とも呼ばれます。宮城県側からは遠刈田温泉を起点に蔵王エコーラインを上っていくルートが定番で、道中の樹林帯から高山帯へと景色が移り変わっていく様子もドライブの醍醐味です。
注意したいのは、エコーラインが例年冬季に閉鎖される山岳道路だという点です。開通期間や夜間通行規制は年によって変わるため、おでかけ前に必ず公式情報をご確認ください。また、山頂付近の駐車場や展望エリアにおけるペット同伴の可否・ルールも変更される場合があります。最新の案内に従い、同伴できる範囲でマナーを守って楽しみましょう。
犬連れでお釜エリアを楽しむときの注意点
標高の高いお釜周辺は、真夏でも肌寒く感じることがあるほど平地との気温差があります。小型犬やシニア犬には薄手の服を用意しておくと安心です。逆に春や秋は日差しが強い日もあるため、飲み水は必ず持参しましょう。
そのほか、次の点を意識しておくと安心です。
- リードは短く持ち、観光客の多い場所では抱っこやカートも検討する
- 排泄物は必ず持ち帰る(山の上にはゴミ箱がほとんどありません)
- 強風や霧など天候の急変があるため、無理をせず引き返す判断も
- 車内に犬だけを残さない
宮城側・遠刈田温泉エリアで体を動かす
お釜へ向かう前後に立ち寄りたいのが、蔵王山麓のドッグランです。
蔵王ドッグランドは遠刈田温泉・七日原エリアにある約600坪の予約制ドッグラン。アジリティが揃っており、土日祝のみの営業なので、週末ドライブとの相性が抜群です。予約制のため、事前の連絡を忘れずに。
少し足を延ばせば、川崎町の蔵王わん!ワン!ランドもおすすめ。約3,000坪の広大な敷地に小型犬用・全犬種用・プライベートランの3面を備え、カフェも併設されています。ドライブ前にしっかり走らせておくと、車中で落ち着いて過ごしてくれる子も多いですよ。
このほかの東北のドッグランはドッグラン検索からも探せます。
山形側・蔵王温泉エリアへ抜けるなら
お釜から山形側へ下ると、蔵王温泉エリアに出ます。休憩にはユニテカフェが便利。バラや草花に囲まれたテラス席に愛犬と一緒に座れる、パンケーキが名物のカフェです。テラス席での同伴となるため、天気の良い日のドライブにぴったりです。
蔵王温泉で1泊するなら、蔵王温泉 最上高湯 善七乃湯という選択肢もあります。源泉かけ流しの露天風呂が自慢の旅館で、専用レストランでは愛犬と同席で食事ができ、犬専用の貸切風呂まで用意されています。
遠刈田温泉に泊まってゆっくり楽しむ
宮城側で1泊するなら、遠刈田温泉エリアは犬連れOKの宿が充実しています。
- メルキュール宮城蔵王リゾート&スパ:ドッグフレンドリーツインで愛犬と宿泊できる本格リゾート。中庭にドッグランがあり、オールインクルーシブでゆったり過ごせます
- オーベルジュ 別邸 山風木:和会席が自慢の「泊まれるレストラン」。プライベートドッグラン付きで、掛け流し温泉も楽しめる大人の隠れ家です
- GONZOU-HOUSE:1日1組限定の一棟貸切別荘。200坪のプライベートドッグランがあり、犬種・サイズ制限なしで多頭連れや大型犬にも心強い宿です
いずれも要予約のため、早めの計画がおすすめです。
犬連れモデルコース(日帰り〜1泊)
午前中に遠刈田温泉エリアへ到着し、まずは蔵王ドッグランドで愛犬の運動を済ませてから、エコーラインでお釜へ。山頂エリアの観光は気温と混雑を見ながら短めに切り上げ、午後は山形側へ下ってユニテカフェのテラスでひと休み、という流れが無理のない日帰りプランです。1泊できるなら、遠刈田温泉か蔵王温泉の犬連れOK宿に泊まって、翌日は宮城県の犬連れスポットを巡るのもおすすめです。
まとめ
蔵王のお釜ドライブは、絶景・温泉・ドッグランを1日で楽しめる欲張りなコースです。山岳道路ならではの気温差や天候の変化、エコーラインの開通期間だけは事前にしっかり確認して、愛犬との蔵王ドライブを満喫してください。
※掲載情報は執筆時点のものです。おでかけ前に各施設の最新情報をご確認ください。
