「犬と泊まれる宿」で検索すると数はたくさん出てくるのに、いざ選ぼうとすると「うちの子に合う宿はどれ?」と迷ってしまいますよね。温泉宿は特に、犬の受け入れ条件が宿ごとに大きく違います。この記事では、東北の犬と泊まれる温泉宿を「宿に何を求めるか」という目的別に整理して、選び方のポイントと合わせてご紹介します。
愛犬もお湯を楽しめる「犬用風呂」のある宿
飼い主だけでなく、愛犬にも温泉気分を味わわせてあげたい。そんな方に注目してほしいのが、犬用の入浴設備を備えた宿です。
宮城・鳴子温泉の鳴子温泉 姥乃湯は、鳴子で唯一4種の源泉を持つ旅館です。ペット専用棟「わんわんず る〜む」には屋外ドッグランに加えて、わんちゃん専用の露天風呂まで用意されています。
同じ鳴子温泉郷・中山平温泉の四季の宿 花渕荘は、全7室の小さな宿ながら源泉かけ流し100%。ペット用の浴槽桶とシャンプーが完備されていて、犬も温泉を楽しめます。無料の貸切風呂があるのも犬連れにはうれしいところです。
山形・蔵王温泉の最上高湯 善七乃湯は、源泉かけ流しの露天風呂が自慢の旅館です。犬専用の貸切風呂があり、専用レストランでは愛犬と同席で食事ができます。他のお客さんと顔を合わせにくい専用通路まであり、犬連れへの配慮が行き届いています。
気兼ねなく過ごすなら「1日1組・専用棟」タイプ
「吠えてしまわないか心配」「他の犬が苦手」という子には、1日1組限定や専用棟タイプの宿が向いています。
岩手・雫石の玄武温泉 ロッヂたちばなは、源泉かけ流しの天然温泉が有名な小規模温泉宿です。ペット同伴は1日1組限定のペット専用部屋のみで、他の客室と離れた別棟。プライバシーを保ちながら愛犬と温泉旅を楽しめます。先ほどご紹介した姥乃湯のペット専用棟も、このタイプに近い安心感があります。
大型犬・多頭連れなら「全犬種OK」の宿を狙う
温泉宿は「小型犬のみ」という条件が多く、大型犬や多頭連れの宿探しは難易度が上がります。だからこそ、全犬種対応の宿は貴重です。
宮城・青根温泉のお宿 はなぶさ(本館)は、494年の歴史を持つ温泉旅館をリノベーションした宿で、小型犬から超大型犬まで全サイズOK・3頭まで宿泊できます。飲食物オールインクルーシブで、大浴場・露天風呂・サウナも完備。大型犬連れの温泉旅の有力候補です。
連泊でのんびりしたいなら「湯治スタイル」
せっかくの温泉なら1泊で慌ただしく帰るのではなく、連泊してのんびり過ごすのもおすすめです。
岩手・花巻南温泉峡の大沢温泉 自炊部・湯治部は、昔ながらの湯治場の雰囲気が残る歴史ある温泉で、宮沢賢治も通ったとされる名湯です。小型犬と泊まれるプランがあり、自炊部を利用すれば愛犬との長期滞在も可能です。
観光とセットで選ぶなら「絶景・立地」重視
温泉と観光をセットで楽しみたい方は、ロケーションで選ぶのも一つの手です。
秋田の天然温泉 田沢湖レイクリゾートは、秋田駒ヶ岳の懐に位置し田沢湖を一望できる温泉リゾート。ペット専用ルームとペットアメニティが用意されています。
青森の鰺ヶ沢温泉 ホテルグランメール山海荘は、海側和室で愛犬と一緒に泊まれる温泉宿です。目の前に海浜公園があり、朝の散歩コースに困りません。
予約前に必ず確認したい3つのポイント
どのタイプの宿を選ぶ場合も、予約前に次の3点は必ず確認しましょう。
- サイズ・頭数制限:「小型犬のみ」「10kg以下」「2頭まで」など条件は宿ごとに細かく異なります
- ワクチン証明書:狂犬病予防注射や混合ワクチンの接種証明書の持参を必須とする宿が多くあります
- ペット料金と同伴範囲:無料の宿から1頭ごとに料金がかかる宿まで様々です。客室以外(食事処・ロビー等)に同伴できるかも確認を
これらの条件は変更される場合があるため、予約前に必ず公式情報をご確認ください。東北の犬と泊まれる宿は宿泊施設の検索ページからエリアや条件で絞り込めます。
まとめ
犬と泊まれる温泉宿選びは、「犬用風呂で一緒に楽しむ」「1日1組で気兼ねなく」「全犬種OKで大型犬も」「湯治スタイルで連泊」と、目的を先に決めると一気に絞りやすくなります。愛犬の性格と旅のスタイルに合った一軒を見つけて、東北ならではの名湯を満喫してください。
※掲載情報は執筆時点のものです。おでかけ前に各施設の最新情報をご確認ください。
