リモートワークが定着した今、「場所を選ばず働けるなら、犬と一緒に旅先で仕事をしたい」と考える飼い主さんが増えています。とはいえ犬連れワーケーションは、普通の出張とも犬連れ旅行とも勝手が違います。Wi-Fi環境と愛犬の過ごしやすさを両立できる滞在先を選べるかどうかが、成功の分かれ目です。この記事では、東北で犬と泊まれるWi-Fiあり物件を中心に、犬連れワーケーションの組み立て方を解説します。
滞在先に必要な3つの条件
犬連れワーケーションの滞在先選びで確認したいのは、次の3点です。
- 客室でWi-Fiが使えること。ロビーのみWi-Fi対応という宿もあるため、客室で使えるかを予約前に確認しましょう。ビデオ会議が多い方は、回線品質について宿に直接問い合わせておくと安心です。
- 犬が客室内で落ち着いて過ごせること。ワーケーションでは在室時間が長くなります。ケージ内のみ可という宿より、室内で自由に過ごせる宿のほうが犬も飼い主も楽です。
- 休憩時間にすぐ歩ける散歩コースやドッグランがあること。仕事の合間の15分で犬を発散させられる環境が、集中力の維持につながります。
仙台市内で都市型ワーケーション
「仕事が主、旅は従」というスタイルなら、仙台市内が便利です。
ホテルリブマックス仙台青葉通は、地下鉄「青葉通一番町」駅から徒歩約4分の立地で犬と泊まれるビジネスホテルです。ペット用アメニティの用意があり、10kg以下の犬2匹まで同伴できます(要予約)。平日は市内で仕事をこなし、週末に郊外へ足を延ばす拠点として使いやすい一軒です。
Rakuten STAY x EAGLESは、楽天モバイルパーク宮城の敷地内という珍しいロケーションの宿泊施設。1LDKの間取りなので、リビングを仕事場、ベッドルームを犬のくつろぎスペースと分けて使えるのがワーケーション向きです。ペット対応は1階の客室のみと数が限られるため、早めの予約をおすすめします。
温泉地にこもって集中する
まとまった作業や執筆に集中したいなら、温泉地のこもり型がおすすめです。
秋保温泉のR with dogは愛犬連れ専用のドッグリゾートで、全客室にプライベートドッグランと露天風呂が付いています。仕事の休憩ごとに部屋から一歩も出ずに犬を遊ばせられる環境は、ワーケーションと非常に相性が良いといえます。
松島のLEMO by matsushimaは、1日1組限定の愛犬家専用一棟貸しの宿。他の宿泊客がいないため、Web会議の声や犬の物音を気にせず過ごせます。頭数制限がなく愛犬料金も無料、セルフチェックインで到着時間の融通が利くのも働きながらの滞在に向いています。
蔵王・遠刈田温泉のメルキュール宮城蔵王リゾート&スパは、ドリンクなどがオールインクルーシブの本格リゾート。中庭にドッグランがあり、仕事を終えたら温泉露天風呂で切り替える、という理想的な1日を組み立てられます。20kg以下の中型犬まで、ワクチン接種証明の提示が必要です。
岩手・秋田の高原リゾートで長期滞在
1週間以上の長期ワーケーションなら、自然環境の豊かな高原リゾートが候補になります。
岩手のANAクラウンプラザリゾート安比高原は、東北最大級のリゾート・安比高原に位置する大型ホテルで、隣接するドッグランを無料で利用できます。始業前の高原散歩やトレッキングで犬を満足させてから机に向かう、メリハリのある生活リズムを作りやすい環境です。
秋田の天然温泉 田沢湖レイクリゾートは、田沢湖を一望する温泉リゾートホテル。ペット専用ルームにペットアメニティが揃っており、荷物を減らしたい長期滞在に助かります。食事はバイキング形式で、連泊でも飽きにくいのが利点です。
日中の作業場所に変化をつける
ずっと客室にいると煮詰まる、という方は、日中だけ外のカフェに移動するのも手です。石巻の石巻珈琲と犬 WANKO BASEは自家焙煎コーヒーの店でWi-Fiが使えます。犬の同伴はテラス席のみなので、気候の良い季節の気分転換に向いています。犬用のドッグクッキーがあるのも嬉しいポイントです。
滞在エリアで犬と入れる店を探すときは、店内同伴OKのカフェ検索で絞り込むと効率的です。
愛犬のストレスを溜めない働き方の工夫
最後に、実際に働き始めてからのコツです。
- 会議の予定より先に散歩の時間を確保する。犬の生活リズムを崩さないことが、滞在中の吠えやそわそわの予防になります。
- 初日は仕事を軽めにする。犬にとって新しい環境は刺激が多く、慣れるまで落ち着きません。連泊の1日目は環境慣らしに充てましょう。
- クレートやいつものマットを持参する。「自分の場所」があると犬は格段に落ち着きます。
- 宿のルールを事前確認する。頭数・サイズ制限やワクチン接種証明の要否は宿ごとに異なります。予約時に必ず確認しましょう。
まとめ
犬連れワーケーションは、Wi-Fiと犬の過ごしやすさを両立できる滞在先さえ押さえれば、決してハードルの高いものではありません。仕事優先なら仙台の都市型ホテル、集中したいなら秋保・松島・蔵王のこもり型、長期なら安比や田沢湖の高原リゾートと、目的に合わせて選んでみてください。なお、各施設の設備やペット同伴条件は変更される場合があるため、予約前に公式情報をご確認ください。
※掲載情報は執筆時点のものです。おでかけ前に各施設の最新情報をご確認ください。
