ルール解説

ドッグランの小型犬エリアと全犬種エリアの使い分け方

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ドッグランの小型犬エリアと全犬種エリアの使い分け方

小型犬エリアと全犬種エリア、どちらに入るべきか迷う飼い主さんへ。エリア分けの理由と使い分けの基準、入場前のチェックポイントを、東北の実在スポットとあわせて解説します。

目次

ドッグランの入口で「小型犬エリア」と「全犬種エリア」の2つのゲートを前に、どちらに入ればいいのか迷った経験はありませんか。特に初めてのドッグランでは、「うちの子は小型犬だけど、広い方で走らせてあげたい」「中型犬はどっちに入るの?」と判断に悩む飼い主さんが多いものです。

この記事では、エリアが分かれている理由と、愛犬の体格・性格に合わせた使い分けの考え方を、東北で実際にエリア分けを採用しているドッグランの例とあわせて解説します。

なぜエリアが分かれているのか

最大の理由は、体格差による事故やケガを防ぐためです。体重数kgの小型犬と20kgを超える大型犬では、同じ「じゃれ合い」でも力の差が大きく、悪気のない追いかけっこが小型犬にとって危険になることがあります。

また、安全面だけでなく心理面のメリットも大きいポイントです。大きな犬に囲まれて怖い思いをすると、犬によってはドッグランそのものが苦手になってしまうことがあります。逆に大型犬側から見ても、小さな犬を気にせずのびのび走れるという利点があります。エリア分けは、どちらの犬にとっても快適に過ごすための仕組みなのです。

東北では、蔵王わん!ワン!ランドのように約3,000坪の敷地に小型犬用・全犬種用・プライベートランの3面を備えた施設や、東北道の長者原サービスエリア ドッグランのように小型犬専用と全犬種用を各618平方メートルずつ設けた施設など、明確にエリアを分けたドッグランが増えています。

小型犬エリアを選びたいケース

次のような場合は、まず小型犬エリアから始めるのがおすすめです。

  • ドッグランデビューしたばかり、または他の犬との遊びに慣れていない
  • 他の犬が近づくと固まる、飼い主の足元から離れないなど怖がりな性格
  • パピーやシニアで、体力や俊敏さに不安がある

体重の目安は施設ごとに異なりますが、10kg前後を基準にしている施設が多く見られます。たとえば道の駅かくだ DOG PARKは体重10kg程度までの小型犬専用ドッグランで、無料で利用できます。小型犬しか入れない環境なので、体格差を気にせず遊ばせたい飼い主さんに向いています。

仙台市内では、榴岡公園ドッグランが小型犬・大型犬のエリア別になっており、仙台駅東口から徒歩圏内という立地も魅力です(冬期閉鎖があります)。買い物ついでに立ち寄れるペテモ泉大沢店 ドッグランも小型犬・中大型犬のエリア別で、水飲み場・足洗い場が完備されています。

全犬種エリアが向いているケース

中型犬・大型犬は基本的に全犬種エリア(施設によっては中大型犬エリア)を利用します。小型犬でも、次のような場合は全犬種エリアという選択肢があります。

  • 他の犬とのコミュニケーションに十分慣れている
  • 運動量が多く、広いスペースで思い切り走らせたい
  • 一緒に遊び慣れた中型犬・大型犬の同伴犬がいる

ただし、全犬種エリアに入れるかどうかは「入ってから」ではなく「入る前」に判断するのが鉄則です。フェンスの外から中にいる犬の体格や遊び方をしばらく観察し、興奮気味の大きな犬がいる場合は無理をせず小型犬エリアを選びましょう。

どうしても他の犬との相性が心配な場合は、貸切やプライベートランのある施設が安心です。蔵王わん!ワン!ランドにはプライベートランがあり、杜のカフェ ノエルは天然芝800平米のドッグランを貸切利用できます(カフェ併設・注文必須)。

入場前のチェックポイント

エリア選びとあわせて、入場前に次の点を確認しておくとトラブルを防げます。

  1. 施設のルール確認:ワクチン接種証明や狂犬病予防接種証明の提示を求める施設が多くあります。体重制限や利用登録の有無も施設ごとに異なるため、事前に確認しましょう。
  2. 先客の観察:ゲートの外から中の様子を1〜2分観察し、愛犬と体格や遊び方が合いそうか見極めます。
  3. 途中での切り替え:全犬種エリアに入ってみて愛犬が萎縮しているようなら、無理せず小型犬エリアに移動します。しっぽが下がる、飼い主の後ろに隠れるなどのサインを見逃さないようにしましょう。

東北のエリア別ドッグラン例

宮城・岩手には、エリア分けを採用したドッグランが各地にあります。

  • 道の駅三滝堂 ドッグラン(宮城県登米市):小型犬用と中大型犬用のエリア別。無料で、三陸道沿いのドライブ休憩に便利です。
  • 盛岡市中央公園ドッグラン(岩手県盛岡市):市営のドッグランで、小型犬と大型犬でエリアが分かれています。
  • シーガルパーク(岩手県釜石市):延べ1,350平方メートルの広さで、大型犬エリアと小型犬エリアに分かれた海を望むロケーションです。

このほかのドッグランはドッグラン一覧から、お住まいの県やエリアで絞り込んで探せます。

まとめ

小型犬エリアと全犬種エリアの使い分けは、「体重」だけでなく「性格と経験」で判断するのがポイントです。デビュー直後や怖がりな子はまず小型犬エリアから、慣れてきたら様子を見ながら広いエリアへ。入場前の観察と、愛犬のサインに応じた柔軟な切り替えができれば、どちらのエリアでも安全に楽しめます。

※掲載情報は執筆時点のものです。おでかけ前に各施設の最新情報をご確認ください。

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